185系・215系首都圏「湘南ライナー」他で活躍
2017年2月7日
185系と言えば、東京-伊豆の「踊り子」、上野から高崎線の新特急「草津」「あかぎ」で1980年代登場したというのが私の昔の印象。それもそろそろ引退モード。古くなった車両を朝の通勤特急のような形式で使用するのはよくあるJRの戦略だが、首都圏ではこの185系特急車両を使用して朝夕の通勤列車ホームライナーとして、小田原から品川や東京、新宿を結ぶ。ライナー券は510円。ちなみに、ライナーにはオール2階建車両215系も使用されている。これは1990年はじめから湘南ライナーとして使用されている。東京-熱海を結ぶ快速「アクティ」にも使用されていた。1990年代初頭には215系グリーン車だけの増結姿も見られた。
<写真3>
東京駅 215系「湘南ライナー」+E657系常磐線特急「ひたち」 2016年8月
*2015年3月のダイヤ改正で上野東京ラインが開通し、それまで上野発だった常磐線特急「ひたち」が品川発になった。結果、東京駅の向かい側のホームにこうして特急が入ってきて、湘南ライナーと並ぶことになる。
<写真5>
品川駅 185系「湘南ライナー」 2013年8月
*湘南ライナー4号(左)と2号(右)が7:40に同時に品川に到着する。同時入線というちょっとした名物となっている。2号は東京行きなので、幕がまだ表示されている。