青森県から秋田県の日本海沿岸を走る自然満載の五能線。国鉄時代からの気動車も、来年あたりから置き換えが始まって廃車となっていくようだ。この五能線地域、雪が積もれば一瞬で真っ白になる地域ではあるが、日本海沿岸部を走る路線ということあって、とくに深浦あたりは少しの雪ではすぐに溶けてしまう。近年はとくにそうである。このせいで、雪があると思っていた五能線撮影の予定を2回見送った。しかも五能線は、本数が少ないのと、けっこう奥地まで入って行かないと撮影スポットに到達しないことがあって、行って撮影して帰ってくるのに4日はまるまる見ておかないといけない。私の近年のスケジュールで4日間まるまるをあけておくのは、半年前から計画しておかないとまず不可能である。加えて、ホテルはなく(旅館だけ)、コンビニも駅の売店くらいしかないことが多く(しかも主要駅だけ)、食事にも困り、撮影難度が相当に高い。紹介するのは、こういうなか、やっと撮ってきたという写真である。。
<写真1>
五能線川部-藤崎 キハ40普通列車 2018年2月
*おおーーー!
<写真2>
五能線藤崎-川部 キハ48普通列車 2018年2月
*後ろにうっすら見えるのは岩木山です。
<写真3>
五能線驫木-風合瀬 キハ48普通列車 2018年2月
<写真4>
五能線驫木駅 2018年2月
*駅の壁に「この先の駐車場でテントを張ってたら雨と風で飛ばされてしまいました。驫木駅さんありがとうございます。何とかこれで寝れそうです」と書かれている。海岸に駅があるようなもので(写真5・6はこの駅の近く)、ものすごい風で、まっすぐ立っているのが難しいほどでした。さすが日本海!という感じでした。
<写真5>
五能線追良瀬-驫木 キハ40普通列車 2018年2月
*夜明け直後、朝2番目の川部経由弘前行き普通列車です。
<写真6>
五能線追良瀬-驫木 キハ40普通列車 2018年2月
<写真7>
五能線驫木-追良瀬 キハ40普通列車 2018年2月
*浜辺のテトラポットの上から撮影。風がきつくて、海に落ちるかと冷や冷やしながら。
<写真8>
五能線千畳敷駅 HB-E300系臨時快速「リゾートしらかみ(橅編成)」 2018年2月
*つららのように雪が凍っています。すごい!
<写真9>
五能線千畳敷-風合瀬 2018年2月
*臨時快速「リゾートしらかみ(橅編成)」の車窓です。
<写真10>
五能線千畳敷-風合瀬 2018年2月
*<写真9>に同じ。夕暮れです。きれいですね。
<写真11>
五能線鰺ヶ沢駅 キハ48普通列車 2018年2月
<写真12>
五能線鰺ヶ沢駅 キハ48普通列車 2018年2月
*<写真11>の中間車両です。昭和に戻ったかのようです。