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(AL関連の実践)【中学校/理科】スモールステップカードを用いて基礎・基本から深化させる-子どもとともに成長していく授業実践-            片山大輔([京都府] 南丹市立園部中学校)

南丹市立園部中学校のウェブサイト

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対象授業

 

 

第1節 授業の目標

これまで学んできた単元は、「さまざまな化学変化」である。今回の実験の内容は既習事項ではあるが、「二酸化炭素は燃えない」という子どもたちの認識を覆すところから始め、常識にとらわれないように自由な発想で考えさせたい。この化学変化の内容を応用して、気付きから様々な意見が出させ、学びを深めさせたいと考えている。また実験終了後全体で交流し、仲間と共に考えさせることで化学変化を理解させる。

 

 

第2節 授業の流れ(50分)と工夫

(1) 前時の内容の復習(3分)【全体】

 

       
図表1 スモールステップカードを使った復習      図表2 既習事項を挙手して発表している様子

 

(2) 本時の実験ポイント、注意事項の確認。めあての提示(7分)

 

   
図表3 めあての提示             図表4 傾聴の姿勢(共有)

 

(3) 予想を立て、実験を行う(15分)

 

  
図表5 予想をしている様子       図表6 実験をしている様子

 

  
図表7 理科助手による実験補助の様子

 

(4) 個人で再考しグループで考察させ、必要に応じて再び実験を行わせる。(15分)

 

  
図表8 実験結果から考察している様子     図表9 主体的な意見交流の様子

 

(5) 本時での学びに対する発表および、個人で振り返り(10分)

 


図表10 ホワイトボードの活用      図表11 Bluetoothを用いたICTの活用

 

 

第3節 成果

【教科指導】

【主体的・対話的で深い学び】

 

 

第4節 課題

【教科指導】

【主体的・対話的で深い学び】

 

 

第5節 研究授業全体の振り返りについて

研究授業を行うに当たって生徒にわかりやすく伝えることの重要性を改めて、感じさせられた。また教科部会を持つことの大切さや、子どもたちと日頃から関わる事の重要性を改めて学ぶ機会となった。

サイバー空間とフィジカル空間を融合させたり、AIが活躍するSociety5.0時代を迎えると言われる一方で生徒の理科離れは進んでいる。そんな中、実験を通して実物に触れ、でた結果をグループで熟考し、学びを深めていくことが大切だと改めて学んだ。そのためにも子どもたちに次の時代を生き抜く力を付けさせられるよう学び続ける姿勢を大切にしたいです。

 

 

溝上のコメント

 

 

プロファイル

片山 大輔(かたやま だいすけ)@(京都府)南丹市立園部中学校


  • 一言:生まれも育ちも南丹市園部町です。地元の子どもたちに理科の楽しさや不思議なところを学ばせる機会をいただけて大変ありがたいです。子どもたちは探究心が旺盛で学びに向かう姿勢が身についてきました。地元の子どもたちを育て、将来、自分の卒業した「あの園部中学校」に誇りを持って生きていけるような生徒を育成していきます。

 

 

 

 

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