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(用語集)教育課程とカリキュラムの違い

 

 

2016年12月に出された学習指導要領改訂に向けた中央教育審議会答申(注1)で、カリキュラム・マネジメントは次のように説明されている。

 

・・・各学校における「カリキュラム・マネジメント」の確立である。改めて言うまでもなく、教育課程とは、学校教育の目的や目標を達成するために、教育の内容を子供の心身の発達に応じ、 授業時数との関連において総合的に組織した学校の教育計画であり、その編成主体は各学校である。各学校には、学習指導要領等を受け止めつつ、子供たちの姿や地域の実情等を踏まえて、 各学校が設定する学校教育目標を実現するために、学習指導要領等に基づき教育課程を編成し、それを実施・評価し改善していくことが求められる。これが、いわゆる「カリキュラム・マネジメント」である。」

(p.23、太字は筆者による)


(注1)中央教育審議会『幼稚園、小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校の学習指導要領等の改善及び必要な方策等について(答申)』(2016年12月21日)

 

 

この違いについては、「(用語集)カリキュラム・マネジメント」で説明したので、そのページを参照のこと。

 

 

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