最後のキハ181系気動車特急-播但線『はまかぜ』
2009年6月25日
播但線は姫路-和田山を結ぶ線。真ん中の寺前駅までは電化している。国鉄時代から走っているキハ181系の定期運用特急は、塗装を変えたとはいえ、全国でもう『はまかぜ』だけである。キハ181系は車両が老朽化しており、廃車秒読みに入ったと雑誌に書かれていた。
<写真3>播但線福崎-甘地 キハ181系特急「はまかぜ」 1994年11月
*いま、この区間は電化区間となったが、同じ構図で撮影が可能だ。JR西日本色に塗装が変わる前の国鉄色の「はまかぜ」。
<写真4>播但線福崎-溝口 キハ47系普通列車 1994年11月
*ワンマン車両になる前のキハ47系気動車。色も国鉄時代のものだ。光はいいが、草木が枯れてしまった秋に、こんな走行写真を撮るなよ、とつっこみを入れたくなる。
<写真5>姫路駅 2009年6月
*姫路駅は昨年高架した。新幹線から見ていて知っていたが、実際に降りてみると、やはりショックが隠せなかった。趣も何もない無味乾燥のイメージ。駅舎が写っている昔の姫路駅の写真が意外になく、汚いけれど、しかも白黒の写真だけど、<写真7>をお見せします。
<写真6>姫路駅 2009年6月
*現在、旧姫路駅は駅舎と線路を撤去中。
<写真7>旧姫路駅 EF65 1000番台牽引急行「ちくま」 1987年6月
*写真が汚いのは別として、12系座席と14系寝台客車の混成急行列車。こんなのが当たり前のように走っていたのだと感慨深くなる。長野県と関西地区を結ぶ急行列車。もちろんいまはこんな急行走っていない。
<写真9>播但線寺前駅 2009年6月
*寺前-和田山間は、非電化区間。トンネルと山が多いせいか、電化できないとのこと。姫路からこの駅まで103系(右)。ここから和田山までは気動車のキハ40系(左)が担当。塗装が若干変わったとは言え、この気動車は悪くない。満足。
<写真11>和田山駅入線 キハ40系普通列車 2009年6月
*和田山駅は電化された山陰本線の主要駅。架線だらけ(写真の左側)。そんななか、一番右端の線路・播但線だけ架線なし。播但線の普通列車が終点和田山駅に入線中。
<写真12>和田山駅 キハ40系普通列車 2009年6月
*朝始発の寺前行き・普通列車。