山梨県・長野県周辺を横切る中央本線のローカル列車を紹介します。ザ・国鉄ともいうべき115系はさすがに引退し、2013年ダイヤ改正より、首都圏で余剰になった、しかしこれも老朽化しているはずの211系が配置転用で長野色に塗装を変えて活躍中。211系は好きな車両の一つだ。これはこれでいい気もする。
<写真1>
中央本線長坂-小淵沢 211系(長野色)普通列車 2016年5月
*2013年のダイヤ改正で、老朽化している115系を置き換えるため、長野色になって登場。
<写真2>
中央本線小淵沢-長坂 211系(長野色)普通列車 2016年5月
<写真3>
中央本線勝沼ぶどう郷-塩山 211系(長野色)普通列車 2014年10月
<写真4>
東海道本線早川-根府川 211系「快速アクティ」 2009年8月
*1024-2009の再掲。東海道本線(東京-熱海)で活躍していた晩年の211系「快速アクティ」。
<写真5>
中央本線相模湖-高尾 115系(横須賀色)普通列車 2014年10月
<写真6>
中央本線高尾-相模湖 115系(横須賀色)普通列車 2014年10月
<写真7>
中央本線甲府駅 115系(横須賀色)普通列車 2014年10月
<写真8>
中央本線塩山駅 115系(横須賀色)普通列車 2014年10月
<写真9>
中央本線新府-穴山 115系(横須賀色)普通列車 1994年9月
*これは国鉄時代の115系(横須賀色)の残存である。このあと、<写真10>の長野色に順次塗り替えられていく。そして、<写真5>~<写真8>のように、晩年横須賀色に戻されて廃車となる。
<写真10>
中央本線みどり湖-岡谷 115系(長野色)普通列車 1994年9月
*1987年国鉄がJRになって地域の色を出すために「長野色(初代)」なるものが登場。この塗装は短命で終わりました。
<写真11>
長野駅 115系(横須賀色)快速・普通列車 1994年9月
*長野色が右のグリーン色(初代)から左のブルー色(二代目)へ代わる新旧交代の場面です。ちなみに、この写真の長野駅は、1997年の長野新幹線開通を目指して駅舎を改築し始めたところである。
<写真12>
中央本線韮崎-新府 165系普通列車 1994年9月
*かつての急行車両の165系が普通列車にまで格下げされて運用されていた。中央本線は、1980年代末まで、「アルプス」や「たてしな」、いまも特急に格上げされて走っている「かいじ」など、急行列車の宝庫のような路線であった。165系急行列車は1987年の国鉄民営化で全廃。